エロい、夢。エロドリーム。
空間がねじれてしまったかのように、
視界はぼんやりとしていた。
分かるのは、僕の目線の先に、
肌を露出させた女が
ひとりいるってことだけ。
女は自分のあいた胸元をさして、
「ここに、なんて書いてあるか分かる?」
と質問してきた。
「わからない」というと、
女はにやりと笑みを浮かべながら
「もう一歩前に進んでいいわよ」
といってきた。
文字がまったく見えなかった僕は
何歩か前にすすむことで、
文字の輪郭がじょじょにはっきりしてきた。
手を伸ばせ女に届くとろで、
ようやく文字が見え
「左右…?」
と、ぼそっと答えた。
すると女は、
「そうよ。でも重要なのは、
中に何があるのかってことなの。
よーく見て。わかる、何があるのか?」
と、奇妙なことを言ってきた。
吸い込まれてしまいそうなくらい、
女の胸元をみたボクは気づいた。
「エロだ。左右の中に、エロがある。」
女はにこりと笑って、姿を消してしまった。
っていう、エロい夢は見てないけれど、
目が覚めた時に
なんだか今日の夢はエロかった気がした。
まったく覚えてないけれど。
また明日。バイビー