タナカトシユキのブログ

脳内ストーリーと現実ストーリーで、できたブログ。

フローラルな香りに誘われて

駆け込み乗車はお止めください

 

という駅員の忠告は、

 

勉強しなさい

 

という言葉と同じ効果がある。

 

扉が閉まろうとしているとき、

 

ひとりの女性が入り込んで来た。

 

勢いよく入ってきたもんだから、

 

ドア際にいた僕は中へ押し込まれた。

 

軽い苛立を覚えたが、

 

その苛立は、その女性の後ろ髪から臭う

 

フローラルな香りが、

 

瞬く間に消し去ってくれた。

 

満員電車だったこともあり、

 

ぼけーっとしていたら

 

いつのまにかフローラルな香りの女性の

 

スマホの画面をみていた。

 

その女性は、ツイッターを覗いていたんだけど、

 

なんと彼女のタイムラインに

 

ボクのつぶやきが表示されていたのである。

 

しかも、何度かツイッター上で

 

やりとりをしたことがある方で、

 

ガラス越しにみえる顔は

 

僕の好みだった。

 

話しかけるかどうか迷った。

 

チャンスの神様は、後ろ髪がない。

 

そんな言葉が頭の中をよぎり、

 

うしろを向いている彼女の肩を叩いた。

 

「きゃー痴漢です」

 

とか言われないかなと

 

不安になりながら、優しく叩いた。

 

っていうストーリーを、

 

きのうのエイプリールフールに

 

書こうか迷ったのでした。

 

 

また明日。バイビー

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