スパイク・ジョーンズ監督の「her/世界でひとつの彼女」
スパイク・ジョーンズ監督の映画
「her/世界でひとつの彼女」を観た。
柔らかな光で包まれた綺麗な映像で、
人間と人工知能をもったコンピューターとの
恋愛が描かれたストーリーだった。
男は、顔じゃない!!
っていう言葉を女性からよく聞くので、
この映画は、異性に惹かれる本質が
描かれた作品だとおもう。
個人的には、
この映画が10年くらい前に発表されてれば、
マイノリティ・リポートのように
衝撃を受けた作品になったかも知れないが、
感情を認識するロボット「Pepper」が発表
されてる現代としては、
近い未来に起こりうる話題として捉えてしまい
インパクトは薄めだった。
将来、人間の感情をもったコンピューターと
人間が恋愛するかは、想像がつかないけれど、
ひとり暮らしをしてる高齢者の話し相手には
よさそうだよなー
と映画を観ながら思考を巡らせた。
あれこれ考えさせてくれる映画だったし、
素敵な映像とストーリーは
なかなか面白かったです。
ただ、スパイク・ジョーンズ監督も、
ミシェル・ゴンドリー監督もそうなんだけど、
チャーリーカウフマンが脚本した映画を
また演出をしてくれないかなー、と
観たあとに、そう思う僕がいましたとさ。
また明日。バイビー