タナカトシユキのブログ

脳内ストーリーと現実ストーリーで、できたブログ。

現実ストーリー

ブログをやってなければ、誰にも言わない朝の出来事。

朝から、えらいめにあった。 これから食事をする方は、 この先を読まない方がよい内容である。 朝おきて、便秘に効果があるという 白湯をぐびっと飲み、 トイレにいって、ぷりっと芸術を生み出した。 ウォッシュレットをしながら 今日もいい日でありますよー…

気分は、走れメロス。実際は、走れエロス。

楽しい酒の席に後ろ髪を引かれながら、 終電に乗るべく、 走れメロスのように懸命に走った。 階段を一段とばしで駆け下りてホームにたどり着くと、 目の前に、終電が口をぽっかりあけて待っていた。 その口が閉じる前に、慌てて飛び込んで 無事に終電へ乗り…

Oh、尿 !!!

楽しい酒の席を抜け出して、 ギリギリで終電に滑り込んだ。 道のりは1時間20分。 車内は混雑していた。 停車するごとに、中にいる人は吐き出され 車内に空白が生まれていく。 目の前の席が空いたので、 腰をおろして、眠りにつこうとした。 いつもなら刹那で…

桜をみると、思い出すはなし。

綺麗に咲いた桜の木をみると、思い出す話がある。 大学受験に失敗して浪人を決めた頃に 友だちが話してくれた話だ。 高貴な方が染め師に桜色の布を作るよう命じ、 染め師は、その要望に応えようとした。 桜の葉や、桜の咲いた枝では 桜色の布を作ることがで…

春の、落とし穴

バンジージャンプを飛ぶような 覚悟が必要だった布団からの脱出は プールに飛ぶ込むくらいに 軽々しくできるようになった。 これもすべて、暖かい春のおかげ。 だが、暖かさに浮かれて 薄着で出掛けると痛い目にあうのが 花見の季節である。 長いこと生きた…

咄嗟の閃きは、危険を伴う

咄嗟の閃きは、光があたる場所にスポットライトをあて、影があったことを忘れさせる。ジムの着替えと靴をいれたカバンはパンパンに膨らんでいた。満員電車の中では邪魔になると、カバンから一冊の本をとり出して網棚に置いた。電車は止まる度に、今日のカバ…

おじさんたちは、お辞儀をして別れを告げた。

顔と頭の境界線があいまいになった おじさん3人が、 遠距離恋愛のカップルのように 別れを惜しんでいた。 おじさんたちはきっと、 昔からの仲で、ひさしぶりに会って お酒を呑み、昔話に笑い合ったのだろう。 おじさんたちからは 朗らかな空気が漂っていて…

世界と闘う女子、自分と闘う男子

日本の多くの人、いや世界中の人が、すこし先の未来に対して希望と願望をごちゃまぜさせながら、はやく見たいと待っていたのだろう。今日は、女子フィギュアスケートのフリーの演技が行なわれる日。もちろんボクも、楽しみに待っていたうちのひとりで、家に…

神様へ願いごとを捧げる前に、すべきこと。

神様へ願いごとを捧げる時 ボクはすぐに本題に入るタイプの人間で、 二礼二拍手をしたあと、 願い事のみを捧げていた。 生まれてから、ずっとそうだったし、 まわりの人もずっとそうやって、 神へ願いを捧げていると思っていた。 だから、 「自己紹介してか…

ちょっぴりエッチな、生クリーム事件

「海老は、なんで海に老いると書くかわかりますか?」 という質問を、商店街のおばちゃんに しているテレビをなにげなくみていたのは、 日曜日の昼下がりのこと。 カメラを向けられたおばちゃんは、 自分がおかれた状況に戸惑いながらも、 「油をひいたフラ…