タナカトシユキのブログ

脳内ストーリーと現実ストーリーで、できたブログ。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜をみると、思い出すはなし。

綺麗に咲いた桜の木をみると、思い出す話がある。 大学受験に失敗して浪人を決めた頃に 友だちが話してくれた話だ。 高貴な方が染め師に桜色の布を作るよう命じ、 染め師は、その要望に応えようとした。 桜の葉や、桜の咲いた枝では 桜色の布を作ることがで…

赤い公園企画「~赤鬼 VS 藍鬼 VS 栗鬼~」

3日前の、あの日の夜は最高だった。 好きなバンドが増えた日だったのだから。 藍坊主を目当てに、赤い公園企画の 「~赤鬼 VS 藍鬼 VS 栗鬼~」という、 赤い公園、藍坊主、クリープハイプの 3バンドがでるライブへリキッドルームへ行った。 リキッドルーム…

春の、落とし穴

バンジージャンプを飛ぶような 覚悟が必要だった布団からの脱出は プールに飛ぶ込むくらいに 軽々しくできるようになった。 これもすべて、暖かい春のおかげ。 だが、暖かさに浮かれて 薄着で出掛けると痛い目にあうのが 花見の季節である。 長いこと生きた…

定まっていない文化に、商売の狙い目がある

目の前を歩く3人の足取りは、 今にスキップしてしまいそうだった。 真ん中を歩く子供の両手の先には、 両親の手があって しっかりと握られていた。 どうやら今日は、 近くの小学校が卒業式のようだ。 校門の前には卒業式と書かれた看板が 立てかけられおり…

果汁の経歴詐称を知り、果汁100%の定義を知る。

ニュースキャスターが 100%の果汁ジュースが実は30%だった と言った。 人間で例えたら、女優の年齢詐称ってよりも、 高卒の人が、履歴書に東大卒とかいてしまう 経歴詐称である。 果汁100%っていうのは、 果物をまるごと絞るか、ミキサーで液体にするかの…

デットストックユニオン「 きっと。そしてずっと。」

ひとりでも多くの人に観てもらいたい と、素直に思えるものが、ひとつ増えた。 きのう、デットストックユニオンの第28回公演 「きっと。そしてずっと。」 を鑑賞し終わったあとに、そう思ったのだ。 今回の公演「きっと。そしてずっと。」は、 東北大震災を…

叫ぶオンナ、逃がさないオトコ。

女の叫ぶ声が、耳に飛び込んできた。 声がしたほうを向いたら、 ずぶ濡れになった女が 男に何かを叫びながら改札を通ろうとしていた。 男は、行かせまいと女をつかんだ。 これは、どうゆう状況なんだ? 頭の中が高速に回転した。 今日は、他人にもどる記念日…

目標が、叶わぬ夢へと変ってしまった。

歳をとったと思える瞬間が、またひとつ増えた。 音楽のライブをうしろの方で観るようになったり、 朝まで呑むぞーという声に怯えたりと 昔とは明らかに変ってしまったところが これまでにもいくつかあった。 それらを、成長とみるのか、衰えとみるのかは、 …

あなたのキャッチコピーはなんですか?

遠い昔のことになってしまったが、 就職活動で受けた会社のエントリーシートに 「あなたのキャッチコピーはなんですか?」 という問いがあった。 その時は、取り憑かれたように没頭するクセがあるので それを表すキャッチコピーを考えようと 思考をめぐらせ…

まつだ桜まつりで、桜と菜の花との共演を鑑賞。

手をのばせば、春を捕まえられそうな日曜日に、 まつだ桜まつりへ行き、 ひとあし先に春の中を歩いてきた。 松田町の丘の上に辿り着くと、 満開を通り越した河津桜と 太陽よりも黄色く輝いた菜の花が 出迎えてくれた。 今年、はじめてみた桜は、 やっぱり綺…

デス・プルーフで、度肝を抜かれたんデス。

デス・プルーフ プレミアム・エディション [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント 発売日: 2008/02/22 メディア: DVD 購入: 5人 クリック: 90回 この商品を含むブログ (210件) を見る 友達のススメで、 クエンティン・タランティーノ監督の …

咄嗟の閃きは、危険を伴う

咄嗟の閃きは、光があたる場所にスポットライトをあて、影があったことを忘れさせる。ジムの着替えと靴をいれたカバンはパンパンに膨らんでいた。満員電車の中では邪魔になると、カバンから一冊の本をとり出して網棚に置いた。電車は止まる度に、今日のカバ…

現実は、夢よりも残酷だった。

椅子に座らせられたボクの手と足は、 紐で縛られて、まったく動くことがなかった。 目の前には、おばちゃんがいた。 おばちゃんの手には、わんこ蕎麦があって、 ボクの口の中にわんこ蕎麦を ひたすら詰め込んできた。 限界を迎えた頃に、はっと目が覚めた。 …

「3.11検索で寄付」をやらなかった理由

Yahoo! JAPANが実施した、 「3.11」と検索するだけで 10円が寄付されるという 企画をはじめて知ったとき、 なんて素晴らしい企画と会社なんだ と思いながらも、 自分はやらなさそうだなーと思っていたら 案の定、検索することなく終わってしまった。 被災地…

あの日から、3年。

早いもので、東日本大震災から3年が経過した。 3年前のあの日、忘れもしない14時46分18秒。 ボクは昼ごはんを食べていた。 今までに感じたことない大きな地震を感じ、 目の前にあるラーメンを 倒れても自分の服が濡れないようにと そっと自分の前から遠ざ…

堀江貴文さんの「ゼロ」は、勇気をもらえる、すばらしい本だった。

タイムマシーンにのって 過去の自分に本を一冊プレゼントできるとしたら、 この本をプレゼントしてあげたい。 堀江貴文さんの「ゼロ」という本を。 勇気をもらえる、すばらしい本だった。 きっとこの本は、 飾ることのない、ありのままの自分の言葉で 書かれ…

彼女は、苺大福のイチゴのように扱え

ていねいに掃除をした。 最近、綺麗にしてやれてなかった家を。 目につかない排水口を 歯ブラシを使って掃除をしていたら、 ひとつの話を思い出した。 昔付き合っていた彼女は ボクの家に泊まるたびに 使った歯ブラシを ふたつでひとつになるお箸のように ボ…

おじさんたちは、お辞儀をして別れを告げた。

顔と頭の境界線があいまいになった おじさん3人が、 遠距離恋愛のカップルのように 別れを惜しんでいた。 おじさんたちはきっと、 昔からの仲で、ひさしぶりに会って お酒を呑み、昔話に笑い合ったのだろう。 おじさんたちからは 朗らかな空気が漂っていて…

電子書籍は、タブレットの良さを引き出せていない

タブレットで本、つまり電子書籍を 読んでいる人を久しぶりにみた。 マーケティングの世界では、 知り合いに3人以上がそれを持っていると、 それは流行っているということになる ということをどっかで聞いたことがある。 この理論からいくと、 ボクの知り合…

増税とかけまして

4月から増税となる。 いたるところで、増税キャンペーンと名乗って 消費者の購買を煽っている。 増税キャンペーンによって ほんとうだったらまだ使えるものを 買い替えてしまう人だったり、 冷静になって考えたら 必要のないものを買ってしまう人がいたりと…

過去の僕からのメッセージ

いつも使っている図書館から 「ご予約の資料が用意できました」 といったメールが届いていた。 夜中のふとした時間に、 衝動買いではなく、衝動借り という図書館のサイトから、 しこたま予約をしてしまうことがある。 バーゲンで衝動的に服を買った時 家に…

藍坊主/aobozu TOUR 2014 ~すっかり羽と化している~

aobozu TOUR 2014 ~すっかり羽と化している~を堪能しに、 横浜ベイホールへ行ったのは、きのうの話。 元町中華街が最寄りのため、 中華街で肉まんを買って 急いで会場に向かっていたら、 横浜の潮風に傘があおられ その拍子で手にしていた肉まんが地面に落…