結婚式、前夜の夢
目が覚めたら、そこは、
結婚式前夜という設定の夢の世界だった。
明日の結婚式のために寝よとしたら、
未来のワイフが慌てて言った。
「ねぇ、わたしたちのプロフィールビデオは?」と。
・・・
作った記憶がない。
「うわぁ、作ってない。
今からだと間に合わないなー、ごめん」
と言っても、
未来のワイフは許すことなく、
誠意を見せるために作業をはじめた。
さすが、夢の中。
1時間くらいでビデオが完成。
安堵の気持ちで寝ようとしたら、
未来のワイフがまた慌てている。
僕側の席次票が、親族以外真っ白だという。
・・・
そういえば、誘った記憶がない。
事実を打ち明けて
結婚式を延期するよう提案するが、
承諾してくれるはずもなく、
怒りの火に油を注ぐことになった。
うわー、どうしよう、どうしようと
頭の中をフル回転させ、
クマのぬいぐるみでも置こうか?とか
きみの友だちを分けてくれない?とか
いろいろ提案しても、
目の前にいる未来のワイフは
首をたてにふってくれない。
窮地に立たされたボクは
両手を未来のワイフの首に添えて
ぐっと力をいれはじめた。
っていうとことで、
ハッと目が覚めたら、
額からはべっとりとした汗が垂れていた。
嫌な夢をみた。
きっとこの夢は、
結婚することが決まった僕への
忠告なのだろうな。
準備、がんばろっと。
ハッピーエイプリール。
また明日。バイビー